研削盤用ファインバブル発生装置 FINEGO導入のお客様の声

加工時間短縮に確かな手応え。
コストパフォーマンスやアフターケアにも満足しています。


導入の経緯

生産性の向上を図り2016年2月に縦型複合研削盤を導入したところ、加工時間が想定時間を大幅に超過する事が判明し、加工時間を短縮する対策に取組みました。砥石の仕様変更や加工条件の改善といった取り組みにより、削減目標に対し75%まで削減することに成功しました。しかし目標達成まであと25%の削減が必要でした。

この問題の改善にファインバブル発生装置に着目して、数社の製品で使用テストをおこないましたが、装置の設定の難しさや、設置費用が高額で、コスト面がネックとなるなど、なかなか決め手となるファインバブル発生装置に出会えずにいました。

その中で、2017年4月の日刊工業新聞にて住友重機械ファインテック社のFINE GOに関する記事を見つけ早速使用テストの申し込みをおこないました。
打ち合わせを実施させていただいたうえ、デモ機にて同年6月よりファインバブルの使用テストを実施し、効果検証をおこなう中で、加工時間の短縮が期待できそうなので、同年の9月にFINE GOを1台導入することを決めました。

導入後の効果

住友重機械ファインテック製FINE GOは、外付け方式であることから研削液タンクに簡単に設置ができ、当初予算より設置費用を大幅に削減することができました。

実際に稼働をさせると、切込み量はMAX50%まで増加し、それにより課題であった加工時間は、当初の削減目標に対し95%の削減に成功しました。複合研削盤導入目的の達成に近付いただけではなく、研削比が向上したことによりダイヤモンド砥石の寿命が25%ほど延び、工具費も大きく削減されました。また、ファインバブルによる浮上効果により、レアメタルである超硬スラッジの回収増加も確認しています。

メンテナンス・アフターケア

メンテナンスにおいても、類似の他社製品であれば3~6ヵ月に一度は分解清掃をおこなう必要があるなか、FINE GOは導入後10ヵ月を迎えた2018年8月現在でも装置の分解清掃の必要がないので、生産量を下げずに稼働を続けることができ、この間故障もなく順調に使用できています。

住友重機械ファインテック社のアフターケアの良さは他製品で実感済みであり、今後何か相談したい事が起こった時でも安心して使い続けることができると思います。
こうしたことから、生産性・コスト・アフターケアなど、さまざまな面でFINE GOの導入は正解だったと確信しております。

導入メリット

  • 課題であった加工時間の短縮に成功!
  • 設置が簡単な外付け方式。設置費用の削減に
  • 分解洗浄等の手間いらず!

お客様情報

MMCリョウテック株式会社 耐摩工具事業部
生産技術G 田中克典様

私たちがサポートしています!

日本の独自技術である『ファインバブル』は、ISOの用語の定義規格化においても、日本が中心となり推進しています。
今まで、洗浄分野・農業分野・水産分野・商品分野などで活用されていたファインバブルの技術を、研削盤製造技術と研削加工技術のノウハウを結集させ完成されたのが、『FINE GO』です。

といしの材質とワーク材質にもよりますが、生産効率1.7倍、といしドレスインターバル4倍など改善された豊富な事例もございます。
FINE GOは、水溶性クーラント液に対応していますので、研削盤を問わず、切削系機械にも対応しています。
また、装置のレンタルを行っていますので、まずは、お気軽にお声掛けください。

住友重機械ファインテック株式会社
精密営業部 担当課長
奈良井 良昭

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