超硬スラッジ回収で品質向上
導入の経緯
東京製作所では、印刷業界や製本業界に向けて機械部品や工業用刃物を製造しています。
ポスターや書籍の断裁刃などの超硬製品の研削加工において、以前はペーパーフィルタを使用していましたが、タンク清掃などメンテナンス作業が大変でした。
そもそも、液中のスラッジは加工品質に影響を与えるため、超硬スラッジが回収出来るセパレータを探していたところ、展示会で最強の磁力を誇るマグネットセパレータUKの存在を知りました。
![藤田 博様](https://www.shi-ftec.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/20230704_SA_0191.jpg)
![宮久保 寛明様](https://www.shi-ftec.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/20230704_SA_0057.jpg)
超硬が取れるろ過装置は一般的に大掛かりなものになりがちですが、その中でUKは本体サイズもコスト的にもコンパクトなことが決め手の一つでした。
住友重機械ファインテックさんには、事前に性能を確認出来る、評価機貸出サービスがありましたので、それを利用させていただきました。
評価直後から効果が得られ、一ヶ月後にはメンテナンスコストを大きく落とせると判断し、正式導入を決めました。
導入後の効果
刃物の刃先が微細な超硬スラッジで傷つかないようになり、当初の目的でもあった加工品質の向上は達成出来ていると感じています。
従来のろ過装置と比較するとスラッジの回収率もおよそ4~5倍に向上していると思いますので、タンク清掃作業も楽になりました。
またFINEMAGは絞り性能が高いのでスラッジには水分がほとんどなく回収作業の負担もなく、床も汚れにくいので環境面でもメリットがあったと考えています。
![](https://www.shi-ftec.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/20230704_SA_0006.jpg)
メンテナンス・アフターケア
UKは8年近く使っていますが、故障もなく耐久性が高いと感じています。
営業の方も何かあればすぐに駆け付けてくれるので安心できますね。
アフターケア面では先日配信いただいたFINEMAGのメンテナンス関連動画が
今後も役に立つ情報になってくると思います。
このような事から、他⼯場も既にUKを導⼊しており、更に追加で購⼊することを検討しております。
![](https://www.shi-ftec.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/20230704_SA_0001.jpg)
![馬場 亮臣様](https://www.shi-ftec.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/20230704_SA_0180.jpg)
お客様情報
株式会社東京製作所
製造部 本社工場
部長 藤田 博様/係長 宮久保 寛明様/馬場 亮臣様
私たちがサポートしています!
![江目 茂喜](https://www.shi-ftec.co.jp/wp-content/uploads/2023/08/gounome.png)
東京営業所の江目(ごうのめ)と申します。
お客様にとって最適な製品やシステムをご提案・ご紹介させて頂きます。
些細なお困りごとでもお気軽にご相談ください。ご連絡お待ちしております!
住友重機械ファインテック株式会社
クーラントシステム営業部 東京営業
江目 茂喜